自分の株式会社化のようなもの?自身の「成長」で価値が上がる『自分発行の暗号通貨』

キャリアや事業の相談に乗ってくれたり要所要所でアドバイスや叱咤激励をくれる、学生時代や社会人の先輩だったり、メンター的な人だったり、自分の成長をサポートしてくれる人がいるのはとてもラッキーなことです。

恩返しのかたちは、「結果を出す」「何か成果が出たらご馳走させてもらう」「ペイフォワードの精神で今度は自分が他の人をサポートする」とか、色々あり得ます。

talent protocolは、キャリアのサポーターを獲得し恩返しをすることの、新しい可能性を追求するサービスです。

自身の「成長」で価値が上がる暗号資産による、サポーターとの新たな関係構築

talent protocolでは、株式会社が株を発行して投資家に株を購入してもらうように、個々人は自身の「タレント・トークン」を発行してそれをサポーターに購入してもらいます。例えば鈴木さんなら、$SUZUKIみたいなトークンを発行できます。

そして株式会社が事業成長により株価を上げて投資家に還元するように、タレント・トークンは発行した個人が「成長」するにつれ、サポーターと人材自身が配当のような報酬をより多く得られます(報酬の仕組みは次回触れます)。さらに一定まで「成長」したらICOならぬITO(Initial Talent Offering)もできるように構想されていて、そうなったらいわゆるキャピタルゲインも得られるようになります。ただ当然ながら、逆に損することもあり得ます。

個人の発行するタレント・トークンで描く世界/企業の関わり

サイトには、私なりの意訳ですがこんなことが書かれていました。
「スタートアップを見てみると、初期の投資家は会社よりも人に投資している。そして企業の人事は文字通り人に賭けており、採用と人材確保/関係維持にかかる負担はこれまでになく増えている。そこで、企業が個々の人材に紐づくトークンを保有して、その人のキャリアをより積極的にサポートできる世界を想像してみたらどうだろう。雇用主と従業員の関係はより密になり、退職した後でも企業はトークン保有による収益効果も見込めるだろう」

キャリアのサポーターというと、個人レベルのメンターを私は想像しましたが、もしかするとtalent protocolの描く将来では、企業が、採用やアルムナイを含めたコミュニティ形成を目的に人材に投資する手段として、タレント・トークンを位置付けているのかもしれません。

「成長」を何で測るか?

タレント・トークンの発行元の個人が成長する程、トークン保有者が利益を得られるという話ですが、ここでいう「成長」は、サポーターコミュニティの成長を意味しているようです。つまり、人材自身が発行するタレント・トークンの購入量が「成長」の指標です。言い換えれば、タレント・トークンを購入してくれるサポーターがたくさんいるか、太いサポーターがいることが鍵です。

これを「成長」と言っていいのかは、議論の余地がありそうな気はします。というより人によるかもしれません。

人によっては、キャリアの成長を続けたら、サポーターというよりはファンが増えていくかもしれませんし(それはそれでインフルエンサーが自身の暗号資産を発行するようなものかもですが)、成長したら今度はサポートする側としてプレゼンスを発揮していくケースもあるかもしれません。

 タレント・トークンを発行する個人とサポーターの関係は?

人材とサポーターの関係も興味深いところです。

例えば株式会社なら、特に初期は未公開なので、あまり知らない人が株式を所有していた、ということはあまりありません。
投資家と起業家は密にやり取りをすることも多いので、お互い納得した上で出資をする/受けるのが好ましいです。

talent protocolの人材はどうでしょう。
そもそも、サポーターとの関係はどんなものが想定されているのか…
株式会社で言う株主総会みたいなものがあるのか…
自分のタレント・トークンを購入してくれる人を選ぶ立場には無いように見えますが、あとあと揉めたりしないような設計があると良いなとは思います。

人のキャリアはおそらく会社よりも将来が予測しづらいと思いますし、結局どう生きるかは個々人の選択によりますので。

今回は一旦ここまでにして、次回はtalent protocolのトークンエコノミーについても手短になりますが触れたいと思います。

 ※ この記事は特定のサービスの利用や暗号資産の保有を勧めるものではありません。

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